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監督業で新境地。キム兄渾身の一作
YOSHIMOTO SPECIAL PRESENTATION『ニセ札』
2009.03.22
3月22日(日)、YOSHIMOTO SPECIAL PRESENTATION『ニセ札』が上映され、キム兄こと木村祐一監督、倍賞美津子さん、インパルスの板倉俊之さんが舞台挨拶を行いました。
本作の舞台は昭和20年代。戦後の混乱の中、山村の小学校の教頭を務める佐田は、一方で、知的障害を持つ息子を女手ひとつで育てていた。ある日、そんな彼女はニセ札造りをもちかけられ......。実際の事件を題材に、木村祐一が初の長編作の監督に挑んだサスペンスフルな人間ドラマです。
作品を監督した感想を聞かれた木村さんは「倍賞さんと板倉君の絡みがすごく微笑ましくてね。特に板倉君の役をキャスティングするときは、『板倉か陣内がいい!』と思ったけど、やっぱり板倉君にしました。陣内にしていたら俺、今頃ここにいないよ(笑)。今、(取材の人たちの)ペンがものすごく走りましたね」と旬なネタを交えつつコメント。会場の笑いを誘いました。
また、作品に出演した感想を聞かれた倍賞さんは「私は板倉さんの先生役だったのですが、あの時代にしては、すごくファンキーな女性だと思いました」と笑顔を絶やさずコメントすると、板倉さんは「昔の設定なので、車ではなくオート三輪を運転しのですが、ブレーキがききにくかったので、冷や汗ダラダラ流しながらハンドルを握っていました」と撮影時の苦労話を披露してくれました。
『ニセ札』は4月11日(土)、全国ロードショー
http://www.cinemacafe.net/official/nisesatsu/