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| 作品解説 | キャスト | スタッフ | 監督 | 作品データ |
A Fiance For Yasmina
夫ホルヘが若いヤスミナに恋しているのではと疑い、自らの結婚生活は暗礁に乗り上げているにもかかわらず、ロラは大の婚礼好き。一方、ヤスミナは警察官の恋人ハビとの結婚を急いでいるが、彼はどうも煮えきらない。そして、結婚には懐疑的だったアルフレドは、友情か或いはお金のためなら結婚も厭わない――。本作、A Fiance For Yasminaは、ご都合主義の結婚や、同棲、社会的な責任などを巡る、ひと夏のロマンティックコメディー。愛情のもつれや、愛のない結婚、離婚の危機などをコミカルに描くだけでなく、外国人のためのスペイン語講座、はたまたフットボールやクスクスにイベリコ・ハムといった異なる要素を織り交ぜながら、異なる人間同士の共存、そしてそれらを取り巻く社会的な慣習や偏見が人間関係にどのような影響を与えるのかを巧みに切り取っている。
ヤスミナ(サナア・アラウィ)
アルフレド(ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス)
ロラ(マリア・ルイサ・ボルエル)
ホルへ(フランシスコ・オルモ)
マリ(パカ・ヴェラディエス)
アグニエスカ(アレクサンドラ・フラン)
ハビ(ホセ・アントニオ・ルシア)
監督 | イレネ・カルドナ |
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製作総指揮 | フランシスコ・エスパダ |
脚本 | イレネ・カルドナ、ヌリア・ヴィラサン |
撮影 | エルネスト・エレラ |
美術 | ファンジョ・バディリョ |
編集 | ホルヘ・ベルソサ |
音楽 | オスカル・ロペス・プラサ |
監督 | イレネ・カルドナ | |
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プロフィール | 1994年、キューバのサン・アントニオ・デ・ロス・バノスにあるインターナショナル・スクール・オブ・シネマ・アンド・テレビジョンで勉強するための奨学金を受け、1996年に脚本および監督の専門コースを卒業する。スペインに戻った後、マドリードにあるコンプルテンセ大学で画像工学の学位を取得し、短編映画やドキュメンタリーの執筆および監督を行いながらプロとしてのキャリアを積む。 | |
メッセージ | 美しきプロポーズとは、自然な表現の中から出てくるよりは、より感情やドラマティックな行動の中から真実を見つけようとするリアリズムに基づいて生まれるものです。目で見るビジュアルと同様、会話においても、故意に人工的だったり形式的なものから距離を置き、自発性や官能性を追い求めてきました。これらは、人の生きてきた背景や個性の中に見受けられます。映画の世界において、私たちはカメラを回しながら、抑える気持ちと自然に任せる気持ちのバランスを探してきました。作品の中のいくつかの重要な場面は、廊下や集会所など場所の変わり目で起きています。ヤスミナは自分の運命が、これまで必死に求めてきたやり方によってではなく、自分の近くにあるものに目を向けることにより、手が届かないように思えていた自由さえ見つけることができるということに気づいたのです。 |
製作国 | スペイン=モロッコ | |
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製作(公開)年 | 2008年 | |
上映分数 | 93分 | |
セールス・エージェント | DeAPlaneta | |
ホームページ: | --- | |
公式サイト | www.unnovioparayasmina.com | |
コピーライト | --- |